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陽明海運、運賃ユーロ建て移行に注目


ニュース 運輸 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005817

陽明海運、運賃ユーロ建て移行に注目


 米ドルの下落を受け、コンテナ船部門で世界最大手の海運会社、マースク・シーランド(デンマーク)が4月1日から欧州出発の一部航路の運賃をユーロ建てで受け取ると発表したことに対し、陽明海運(ヤンミンライン)の黄望修董事長は、結果が良ければ、他社も追随するだろうとの観測を語った。3日付工商時報が報じた。

 黄同社董事長は、欧州市場ではユーロ建て運賃が確立する可能性もあるが、実現しないならば、今まで通り対策を講じる必要があると指摘した。自社については、米ドル下落リスクへの対応ができていると語った。

 万海航運は、造船のローン負担が減るなどのメリットもあり、悪影響は大きくないが、コンテナ市場への影響に注目していると語った。

 海運運賃は通常、米ドル建てで契約されている。