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台中市に複合交通ターミナル、8カ所設置計画


ニュース 運輸 作成日:2015年7月17日_記事番号:T00058176

台中市に複合交通ターミナル、8カ所設置計画

 台中市政府は16日、路線バス、都市交通システム(MRT)、軽軌鉄道(ライトレール、LRT)、タクシー、公共レンタサイクルサービス「iBike」を統合した公共交通機関システムの構築を目指し、水ナン経貿生態園区(ナンはさんずいに南)、烏日区、沙鹿区、豊原区など市内8カ所に複合交通ターミナルを設置する計画を発表した。17日付工商時報が報じた。


林台中市長は16日、水ナン複合交通ターミナル建設予定地を視察した。台中市内の1時間交通圏化を目指す(台中市リリースより)

 水ナン複合交通ターミナルは2017年下半期に着工、18年9月に完成予定だ。林佳龍台中市長は、高速バスやLRTオレンジ線が乗り入れる最も重要なターミナルとなると説明した。

 王義川・同市交通局長は、水ナン複合交通ターミナルビルを民間と共同で開発し、商業施設および社会住宅(賃貸専用の公営住宅)を入居させると表明した。投資額は139億台湾元(約555億円)、完成予定は20年9月。完成後、同ターミナルの1日当たり利用者数は延べ6万5,000人、年産額は9億8,000万元に達し、就業機会1,100件を創出すると見込む。