ニュース その他製造 作成日:2015年7月17日_記事番号:T00058182
アパレル大手の聚陽実業(マカロット・インダストリアル)が16日発表した自社決算によると、上半期売上高は107億5,700万台湾元(約430億円)で前年同期比12.43%増ながら、税引前利益は同期としては過去最高の13億2,900万元で、29.06%もの伸びを記録した。高単価製品の出荷比率引き上げと、垂直統合体制の構築が貢献した。証券会社は、上半期純利益は10億元を上回る可能性もあるとみている。17日付工商時報などが報じた。
マカロットは2年以上かけて、川上、川中、川下の一貫生産の垂直統合体制を構築しており、特に生地原料供給に取り組む貿易子会社、聚益(エコロット・テキスタイル)は、マカロットに低コストの原料を安定的に供給するだけでなく、その顧客の川下メーカーからの受注を増やす効果を生んだ。エコロットは今年、50%以上の売上成長率が見込める。
同社は生産力強化にも注力しており、ベトナム南部の生産ライン30本が来年第1四半期に、インドネシア拠点のDemak第2工場が来年初めに、ベトナム北部の生産ライン40本も来年第2四半期にそれぞれ完成する予定だ。今後3~5年は、売上高と純利益が共に2桁成長を続けると予想している。
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