ニュース 機械 作成日:2015年7月17日_記事番号:T00058188
産業用コンピューター大手、研華科技(アドバンテック)傘下のロボット用制御装置メーカー、研華宝元数控精密(アドバンテックLNCテクノロジー)は、中国の自動車大手、上海汽車工業集団傘下の自動車用ライト工場のロボットアーム向けに、イーサネットベースのフィールドバスシステム「EtherCAT」規格を採用した制御装置を受注した。既に初回分を出荷しており、年内に100台以上を出荷する予定だ。今後は同グループの自動車工場向け納入を目指す。17日付蘋果日報が報じた。
郭倫毓アドバンテックLNC総経理は、ドイツや中国における工場の自動化市場で、EtherCATが標準規格となりつつあると指摘した。また、来年は工場の自動化、ネットワーク化を目指す「インダストリー4.0(第4次産業革命)」が大きく進展すると見通しを示した。こうした中、同社は3C(コンピュータ、通信、家電)、自動車部品、自転車、時計産業分野を強化し、2020年にロボット用制御装置で世界首位を目指すと語った。
同社は、EtherCAT規格の制御装置の出荷割合がまだ低いものの、来年は20%以上に拡大を目指す。
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