ニュース 電子 作成日:2015年7月17日_記事番号:T00058189
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは16日、第3四半期のテレビ用液晶パネル出荷は前期比0.7%減少すると予測を示した。在庫調整のため需要期ながら振るわず、台湾パネルメーカーの業績に影響が出そうだ。17日付経済日報が報じた。
ウィッツビューの調査によると、世界の6月テレビパネル出荷は2,260万枚で前月比0.5%減、前年同月比7.9%増だった。今年通年の需要予測2億5,200万枚に対し、上半期の出荷は1億3,230万枚で、達成率が50%を超えているため、テレビブランドが在庫過剰で調達量を調整すると予想される。
ウィッツビューは、欧州や新興市場で通貨安のため、最終製品の購買意欲が予想を下回ったと分析。テレビブランドは第2四半期末の在庫が前期より2〜3週高まり、通年出荷目標を修正していると指摘した。
ウィッツビューは、第3四半期は例年、米国のクリスマス商戦開始日となるブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)に向け需要が旺盛だが、今年は最終製品の需要見通しが立たないと指摘した。
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