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ATMでの他行口座預金、偽札問題が障害


ニュース 金融 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005821

ATMでの他行口座預金、偽札問題が障害

 
 中国信託商業銀行(CTB)が現金自動預払機(ATM)を使った他行口座への預金取り次ぎサービスの提供を申請したものの、認可が遅れていることについて、行政院金融監督管理委員会(金管会)の張秀蓮副主任委員は2月29日、「認可しないとは言っていない。偽札の識別をしっかりできれば構わない」と述べた。1日付経済日報が伝えた。

 張副主任委員は「もともとATMの機能は制限していない。銀行がシステムを開発しさえすれば、認可しないことはない」とした上で、「ATMは紙幣の識別能力が足りないため、銀行が自動預金機の設置を思いとどまっている」と指摘した。また、他行口座への預金を解禁する場合の手数料も銀行が独自に決定することになるとした。

 中国信託銀は統一超商と提携し、コンビニATMの設置を進めており、設置台数は業界首位の4,170台に達する。