ニュース 電子 作成日:2015年7月20日_記事番号:T00058215
タブレット端末市場が世界的に低迷する中、各ブランドが戦略の見直しを図っており、アップルとマイクロソフト(MS)が12インチ以上の大画面製品に注力する一方、華碩電脳(ASUS)、サムスン電子は従来の多機種展開から高スペック・低価格製品重視に方向転換。ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)、微星科技(MSI)は堅牢(けんろう)型の製品を投入し、新たな市場の開拓を進める方針だ。業界関係者は、タブレット市場の勢力図が書き換えられる可能性があるとの見方を示した。20日付電子時報が報じた。
業界関係者は、タブレットは需要が減退しているものの、今年通年の世界出荷台数は依然1億7,000万〜2億台規模を維持し、かつモノのインターネット(IoT)分野で重要な役割を果たすと考えられるので、どのブランドも赤字でも手放せないと指摘した。
ASUSは昨年のタブレット出荷台数が1,000万台近かったが赤字だった。今年は多機種展開をあきらめ、出荷規模は700万台に縮小するが損益均衡を達成する見通しで、来年の黒字化を狙う。
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