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エイサーがミニノートPC発売へ、ウィンドウズ10搭載か


ニュース 電子 作成日:2015年7月20日_記事番号:T00058217

エイサーがミニノートPC発売へ、ウィンドウズ10搭載か

 パソコン大手、宏碁(エイサー)はこのほど、マイクロソフト(MS)開催のパートナー向け会議「WPC」で、MSの次世代OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」搭載とみられる低価格ミニノートPC「アスパイア・ワン・クラウドブック」を披露した。画面サイズは11.6インチ、14インチの2種類で、8月中旬に発売すると発表した。販売価格は169米ドルから。19日付工商時報が報じた。

 エイサーにとって、2008年に華碩電脳(ASUS)の低価格ノートPC(ネットブック)「Eee PC」の対抗機を発売して以来、久しぶりの「アスパイア・ワン」シリーズ投入となる。

 エイサーが「アスパイア・ワン・クラウドブック」を発売することから、MSは低価格ノートPC市場を依然諦めていないと市場で受け止められている。MSパートナーのASUSやヒューレット・パッカード(HP)、聯想集団(レノボ)なども今後同様の製品を投入する可能性がある。

 グーグルがOS「クロームOS」を搭載したノートPC「クロームブック」で仕掛けた低価格競争にMSもPCブランドへの補助で対抗してきたが、自社の利益を圧迫し、今年初めにウィンドウズ10採用ブランドへの補助を従来の3割から1〜2割に縮小した。このためMSは低価格ノートPCから撤退するとみられていた。