ニュース 金融 作成日:2015年7月21日_記事番号:T00058227
中国のデビット・クレジットカード「銀聯カード」の台湾での利用額は、2009年8月の開放から今年6月末までの累計で1,000億人民元(約2兆円)を超えた。カード決済の7割以上は百貨店での利用で、多くの中国人旅行者が高額商品を購入していることがうかがえる。21日付経済日報が報じた。
中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)によると、今年上半期の銀聯カードの台湾での利用額は前年同期比3割増えた。内訳は現金自動預け払い機(ATM)での現金引き出しが54%、カード決済が46%。現金引き出しは、中国人旅行者に限らず、中国に進出した台湾企業(台商)関係者や家族が中国の銀行預金を引き出すケースが多い。
台湾の銀行によると、第2四半期、銀聯カードによる現金引き出しは安定成長したが、カード決済は伸び悩んだ。このため、下半期の中国人旅行者数が予測を下回れば、今年通年の銀聯カード利用額は4~5割成長を維持できない可能性がある。
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