ニュース 電子 作成日:2015年7月21日_記事番号:T00058237
コネクターメーカー、東碩資訊(グッド・ウェイ・テクノロジー)の許智程広報担当は20日、政府の支援を受ける中国メーカーが低価格で受注を奪取する状況の中、「受注しなければ売り上げを失い、(値下げして)受注すれば粗利益率が下がる」と説明し、予定していた生産能力拡充計画を延期すると表明した。21日付経済日報が報じた。
証券会社は、中国の「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」台頭により、同社は既に聯想集団(レノボ)からの受注を失ったとみている。同社は、ノートパソコンブランド上位10社のうち7社が顧客だ。
同社は顧客から値下げ要求を受け、今年3月以降の売上高は4カ月連続で前年割れとなり、上半期の連結売上高は13億8,600万台湾元(約55億円)で前年同期比8.8%減だった。
同社は当初、今年は30%増収を維持するとの見通しを示していたが、この目標を達成するには下半期の売上高は毎月4億元以上必要だ。許広報担当は「USB Type−C対応製品の普及が進めば単月4億元の売上高は可能だが、現状では厳しい」との見方を示した。
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