ニュース 電子 作成日:2015年7月21日_記事番号:T00058240
21日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は最近、サーバー部門の規模を300人体制へと急速に拡大し、さらに人員の補充を進めているもようだ。今年、デルと聯想集団(レノボ)を新たな顧客に迎え、受注量が大幅に増えたことが要因と同紙は指摘している。
これについてコンパルは「顧客の情報についてはコメントできない」としつつ、「今年はサーバー事業の損失が大幅に縮小し、来年は黒字転換が見込め、当グループの発展の新たなけん引役となる」との見通しを示した。
なおレノボは今年、IBMからx86サーバー事業を買収したことで同製品市場でシェアを従来の1%から7%へと一気に拡大。世界3位ブランドに躍進している。レノボは現在、サーバーの生産を主に英業達(インベンテック)、緯創資通(ウィストロン)、神達電脳(マイタック・インターナショナル)に委託しているが、最近、ノートPC分野で提携しているコンパルを新たな委託先に加えたとされる。
ノートPC需要が世界的に低迷する中、コンパルは第1四半期、非ノートPC部門の売上構成比が25%に拡大しており、年末には30%到達を目指す。
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