ニュース 電子 作成日:2015年7月21日_記事番号:T00058242
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、7月下旬の液晶テレビ用パネルのオファー価格は主流サイズの32インチ(オープンセル)で3米ドル下落した。32インチパネルが依然供給過剰な上、同サイズのテレビ販売価格もコスト割れ直前で、テレビブランドの需要が大幅に減少している。21日付工商時報が報じた。
40〜43インチのテレビ用パネル価格は比較的安定しているが、テレビブランドの調達量見直しで在庫水準が徐々に高まり、一部パネルで約1米ドルの価格交渉の余地が生まれた。48、49インチパネルは生産能力が増え続けている上、テレビブランドが一定量の在庫を抱えているため、需要が鈍化し、価格が2〜3米ドル下落した。この影響で、50インチパネル価格も2米ドル下落した。
液晶モニター用パネル価格は23インチで1.5米ドル、23.6インチで1.4米ドル、27インチで2米ドル下落した。モニターの第3四半期出荷台数は需要期ながら前期比4〜6%増にとどまるが、パネルの供給は増えると予想されている。
ノートPC用パネル価格は、主流サイズの15.6、14インチで製造原価に迫っており、7月に下落幅がやや縮小するとみられる。11.6インチはホワイトボックス(中国語・白牌。ノーブランド、無名ブランド)のモジュールメーカーが相場より安値を打ち出し、価格下落幅は1米ドルに達する見通しだ。
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