ニュース 電子 作成日:2015年7月21日_記事番号:T00058244
宏碁(エイサー)は第2四半期、クロームOS(基本ソフト)搭載ノートパソコン「クロームブック」の出荷台数が60万台で、同分野の世界市場で首位を維持した。2位デルは50万台で第1四半期から20万台以上拡大し、エイサーとの差を大幅に縮めた。21日付蘋果日報が報じた。
第2四半期のクロームブック市場全体の出荷台数は232万台で、初めて200万台を上回った。前期比35.7%の伸びで、過去5四半期で最大の成長率を記録した。上半期通期の出荷台数は403万台で前年同期比32%増。第3四半期は第2四半期以上の成長が見込まれている。
グーグルは第2四半期、中国・瑞芯微電子(ロックチップ)のプロセッサーを採用したクロームブックを、海信集団(ハイセンスグループ)と海爾集団(ハイアール・グループ)から発売した。しかし、第2四半期販売台数はハイセンスが5万台以下、ハイアールが2万台以下と、当初予測の10分の1にも達しなかった。これについてアナリストは、インテルプラットフォームの旧機種の在庫処分価格が169〜179米ドルまで低下し、ロックチップ機種との価格差が縮まったことが影響したとの見方を示した。
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