ニュース 運輸 作成日:2015年7月22日_記事番号:T00058253
長栄航空(エバー航空)は21日、ボーイング社から777F型貨物機5機を16億2,000万米ドルで購入することで契約を交わした。777F型機の導入は台湾の航空会社で初めて。2017年10月から19年9月にかけて引き渡しを完了する予定で、既存の747型機に段階的に置き換える方針だ。22日付経済日報が報じた。
エバー航空の張国煒董事長は、航空貨物市場はここ数年縮小が続き、深刻な運賃の低下が起きていると指摘。ただ、台湾には基本的な需要が存在するため、747型機に比べ燃費を25%抑えることが可能な777F型貨物機を導入することで競争力を大幅に向上させたいとの考えを示した。
また、同社は中距離路線向け旅客機について現在の主力機、エアバスA330型機に代わる次世代機として、ボーイング787-10型機またはエアバスA350型機の導入を計画しているが、これら機体の引き渡しは早くても18年以降となるため、目下の需要に応じ、5億米ドルを投じてエアバスA330-300型機をリースバック方式で導入すると表明した。
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