ニュース 食品 作成日:2015年7月22日_記事番号:T00058259
昨年明るみに出た頂新国際集団の不正食用油事件をめぐり、同社傘下の製油メーカー、正義公司に飼料用油を混入したラードを販売したとして起訴された川上業者2社の経営陣の裁判で、嘉義地方法院は21日、経営陣4人に有罪判決を下した。22日付自由時報が伝えた。
判決は、業者の行為が人体の健康を害するものだったと指摘。永成油脂総経理の蔡鎮州被告に懲役15年、同社副総経理の蔡耀鋐被告に懲役8年、久豊油脂企業の責任者、邱飛龍被告に懲役10年、工場事務担当者の邱麗品被告に懲役9年がそれぞれ言い渡された。
また、法人としての永成油脂に罰金7,500万台湾元(約3億円)、永成物料に罰金5,500万元、久豊油脂に罰金1,000万元の判決が下された。
判決によると、久豊油脂は2007年から昨年にかけ、問題のラード1,721トンを正義公司に出荷。永成油脂も11年から14年にかけ、1,457トンを出荷し、いずれも正義による食用油生産に使われた。
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