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東日本の食品輸入解禁、「依然検討中」=TFDA


ニュース 食品 作成日:2015年7月22日_記事番号:T00058264

東日本の食品輸入解禁、「依然検討中」=TFDA

 福島第一原子力発電所の事故後に輸入が禁止された東日本5県産の食品のうち、福島県を除く4県からの輸入が来週から解禁されると22日付聯合報が報じた。これについて、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)食品組の薛復琴副組長は、「解禁するかは依然検討中で、結論は出ていない。解禁に向けたタイムスケジュールもない」と強調した。


TFDAは「食の安全確保が最優先事項だ」と強調した(22日=中央社)

 台湾は現在、▽福島県▽群馬県▽栃木県▽茨城県▽千葉県──で生産された、酒類を除く全ての食品の輸入を禁止しているが、聯合報は、日台の作業チームは4県からの輸入を全面的に解禁することで合意したと報じていた。

 なお、聯合報によると、東日本5県で生産された加工食品が、産地が偽装されて台湾で輸入・流通していたことが判明し、これを受けて5月15日から日本産食品に対する輸入規制が強化されたが、それ以降は違反事例がなく、食品から残留放射能も検出されていないという。