ニュース 電子 作成日:2015年7月22日_記事番号:T00058266
インドの通信キャリア最大手、バーティ・エアテルがEMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手の鴻海精密工業に対し、第4世代移動通信(4G)対応スマートフォンの生産委託を持ち掛けているとの市場観測が出ている。なお鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は先ごろ、インドにおいて今後5年で工場10〜12基を建設すると表明している。22日付工商時報が報じた。
観測によると、バーティは今年10〜11月に自社ブランドの4G対応スマホを発売予定で、価格は4,000〜1万2,000インドルピー(約7,800〜2万3,000円)を想定している。地場の同業、リライアンスが年内に自社ブランドLTEスマホを4,000ルピー未満で発売する計画で、バーティはこれに先行したい考えのようだ。
なお、バーティの親会社、バーティ・エンタープライゼズと鴻海は、ソフトバンクが今年6月に発表した再生可能エネルギー事業の合弁相手だ。
鴻海はまた、インドで小米科技(小米、シャオミ)、インフォーカス向けにスマホ生産を開始し、さらにアップルのiPhoneやマイクロソフト(MS)のウィンドウズフォンを生産するとも伝えられている。
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