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人民解放軍演習、台湾総統府登場?


ニュース 社会 作成日:2015年7月23日_記事番号:T00058275

人民解放軍演習、台湾総統府登場?

 中国中央テレビ(CCTV)はこのほど、中国人民解放軍が内モンゴル自治区で実施した軍事演習の様子を報じ、台湾の総統府を形状が似た建物が攻略目標として登場したことからインターネット上で論議を呼んでいる。23日付自由時報が伝えた。

 演習は赤軍(自軍)、青軍(敵軍)に分かれ、「対抗演習」の方式で行われた。使用カラーは自軍を青、敵軍を赤とする台湾軍の演習と逆だ。同紙は「目標を絞り込んだ演習とみられ、挑発の意味合いが濃い」と報じた。ネット上では「台湾問題の武力解決に向けて実施された演習ではないか」との分析が示された。

 中国国防部新聞事務局は「定例演習であり、特定の目標に対するものではない」と説明した。

 しかし、台湾国防部の羅紹和報道官は「中共(中国)の演習状況の設定は目標を絞ったものであり、両岸(中台)人民の心情を傷つけるだけでなく、台湾人民や国際社会が受け入れられるものではない」と不快感を示した。