日本最大のとんかつチェーン店「かつや」の台湾１号店が、８月８日に台北駅前のフードコート「HOYII北車站」にオープンする。23日付工商時報が報じた。
「かつや」の台湾進出は、香港、韓国、タイに続く海外４カ国・地域目となる（22日＝中央社）
「かつや」は日本で300店以上を展開し、年間来店者数は延べ3,000万人以上。客単価は550〜650円と手頃で、台湾１号店オープン後は日本の勝博殿（さぼてん）や、台湾地場の「福勝亭」、王品集団の「品田牧場」などと日本式とんかつ市場で激しい競争を繰り広げそうだ。
台湾進出に当たり、台隆工業傘下の環創国際と「かつや」を運営するアークランドサービスの香港子会社が６月、合弁で新会社「台湾吉豚屋台湾餐飲」を設立した。資本金は2,800万台湾元（約１億1,000万円）で、出資比率は環創国際が51%、アークランドサービス（香港）が49%。董事長は環創国際の劉栄財董事長。
なお、台湾進出を記念して、26日午後12時までにフェイスブックの公式ページ「吉豚屋かつや」で「いいね」を押し、関連の投稿にコメントすれば、限定88組がオープン当日に88元でとんかつセットを食べられる抽選を実施中だ。
