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日鉱金属、台湾子会社統合で新事業展開


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005829

日鉱金属、台湾子会社統合で新事業展開


 日鉱金属(本社・東京都港区、岡田昌徳社長)グループは、4月1日をめどに台湾の関係会社3社を新会社「台湾日鉱金属」に統合・再編し、新たにリサイクル原料の集荷・前処理事業を開始する。同グループが2月29日に発表した。

 統合は本社の組織改正に伴うもの。現在台湾では、電子材料製品の加工・販売などの台湾日鉱材料、金属加工製品のスリット・販売の台湾日本鉱業、電子材料製品・工業品販売や金属スクラップなどの集荷・販売の台湾日鉱商事股の3社が個別に事業活動を行っている。

 新事業では、彰化県彰浜工業区に電子部品スクラップ、金銀滓などの購入、および破砕などの前処理を実施するリサイクル原料集荷ヤードを建設し、原料集荷力を強化する。将来的には、同ヤードで溶融処理まで行うことを検討している。

 新会社「台湾日鉱金属」の董事長には、本社専務執行役員の木原徹氏が就任する。本社は桃園県八徳市で、工場は八徳市と桃園県観音郷の観音工場の2カ所。営業所は、新竹、台南、中壢の3カ所。資本金は1億4,500万台湾元(約4億8,600万円)。