ニュース その他製造 作成日:2015年7月24日_記事番号:T00058307
経済部統計処が23日発表した6月の工業生産指数は106.42ポイントで、前年同月比1.35%下落し、2カ月連続でマイナス成長となった。工業全体の9割以上を占める製造業生産指数は106.75ポイントで1.18%下落した。楊貴顕同処副処長は、半導体や液晶パネルの在庫消化が長引いたことを要因に挙げた。24日付蘋果日報などが報じた。
6月の製造業のうち、コンピューター・電子製品および光学製品の指数は前年同月比12.33%の下落となった。モバイル端末の大幅減産が影響した。電子部品は0.24%の下落となった。集積回路の生産量が6.23%拡大したため下落幅が小さくなった。
下半期の見通しについて楊副処長は、需要期による電子部品や光学製品の出荷増、ギリシャ情勢の安定、モノのインターネット(IoT)応用製品の需要増などをプラス要因として挙げた。また現在半導体と液晶パネルの在庫率が約70%に達していることを指摘し、今後60~65%に低下すれば生産面のパフォーマンスが好転すると分析した。
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