ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

翔鷺PXプラント、アモイ付近に建設へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005831

翔鷺PXプラント、アモイ付近に建設へ


 中国の台湾系石化メーカー、廈門翔鷺集団は、計画中のパラキシレン(PX)プラントを福建省アモイ市に建設する方針を固めたもようだ。同社経営トップの陳由豪・前東帝士集団董事長が最近明らかにした。3日付経済日報が伝えた。

 PXプラントをめぐっては当初、アモイ市海滄工業区に建設予定だったが、環境問題への懸念から地元住民が強硬に反対し、漳州市古雷半島への建設地変更で現地当局と合意したと報じられていた。同社はPXプラントと高純度テレフタル酸(PTA)のプラントを同じ場所に建設する方向で準備を進めているとされる。また、現在のPTAプラントは不動産開発に充てる構えだ。

 計画によると、翔鷺集団は108億人民元(約1,574億円)を投資し、年産80万トンのPXプラント建設を目指している。