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王品の陳正輝・新董事長、10年で15ブランド創設計画


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年7月24日_記事番号:T00058316

王品の陳正輝・新董事長、10年で15ブランド創設計画

 飲食店チェーン大手、王品餐飲は23日、臨時董事会を開催し、今月6日に退職を発表した創業者、戴勝益董事長の後任として陳正輝氏を選出した。陳・新董事長は、今後10年間に台湾で15の新ブランドを創設することを含む「10年計画」を策定しており、毎年10%の成長を目指すと表明した。24日付工商時報が報じた。


陳・新董事長(左)は、3ブランド創設して1ブランドが失敗しても許容範囲との考え方を示した。右は戴・前董事長(23日=中央社)

 陳董事長は「10年計画」について、中台で異なる方針に基づいて展開を進め、台湾市場では既存ブランドが既に最適規模に達しているため、無理に店舗数を増やさず、新ブランドを立ち上げることで経営規模の拡大を図ると語った。

 また新ブランドの創設に当たっては、従来のような自社ブランドのみならず、戦略パートナーとの合弁により、同グループに不足している例えば中華料理に関するマネジメント知識や技能を補うことも視野に入れていると述べた。

 一方、中国市場では既に35都市で店舗を構えているが、それぞれの都市を「もう一つの台湾」と見なして、ブランドの新規導入を継続する方針だ。