ニュース 電子 作成日:2015年7月24日_記事番号:T00058322
サーバー世界2位に浮上したデルがビッグデータ商機を狙い、2年連続で台湾のサプライチェーンに対する発注を拡大する見通しだ。証券会社は来年の台湾向け発注額は前年比1割増の3,200億台湾元(約1兆2,700億円)と予測しており、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、鴻海精密工業に大口受注が舞い込みそうだ。24日付経済日報が報じた。
デルのAshley Gorakhpurwalla副会長は23日訪台し、聯想集団(レノボ)がIBMのx86サーバー事業を買収し、ヒューレット・パッカード(HP)がサーバー事業の分社化を予定するなど、業界再編が進んでいるが、デルの今後2年の目標は業界平均を上回る成長だと指摘した。デルのサーバーは全て台湾のODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーが製造しており、今週はサプライチェーン各社を訪問し、提携関係を深めると述べた。
市場調査会社、IDCの統計によると、デルは昨年サーバー売上高が89億8,000万米ドルで前年比5.7%増と、業界平均2.3%増を上回る伸びだった。
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