ニュース 電子 作成日:2015年7月24日_記事番号:T00058324
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は23日開幕の台北ゲーム開発者フォーラム(TGDF)で、バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)対応のヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」を台湾で初めて公表した。外電によると、同社幹部はVR製品の普及に3〜5年かかるとの見方を示している。24日付工商時報などが報じた。
TGDFではHTC Viveで、海底で魚と戯れたり、クジラと一緒に泳いだりする体験ができる(23日=中央社)
HTC Viveは、これまでの座って楽しむVR製品と違い、装着したまま動き回ることが可能で、臨場感が増す。市場ではクリスマスシーズンの発売が見込まれている。
ゲーム情報サイト「ポリゴン」の報道によると、HTCのVR製品などの世界マーケティングを担当するジェフ・ガティス協理は、HTC Viveは王雪紅(シェール・ワン)董事長によるスマホ以外の製品を生み出そうとの方針がきっかけで、昨年7月に米ゲーム大手のバルブとの提携が始まり、今年10月に消費者向け製品を発表する予定だと話した。年末にオンラインで先行販売するが、店頭販売は来年初めになる可能性があると語った。一方、VR製品は話題性が高いが、参入企業が増えて価格が下がり、市場が成熟するまで3〜5年かかるとの見方を示した。
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