ニュース 電子 作成日:2015年7月24日_記事番号:T00058326
スマートフォン市場が世界的に飽和に向かい、特にグーグルのアンドロイドOS(基本ソフト)搭載製品の低調な需要が下半期も続くとみられる中、業界関係者によると、第4世代移動通信規格(4G)対応スマホ向けチップ価格は今年に入って既に40%下落しており、年内に下落幅は50%に達する見通しとなっている。24日付電子時報が報じた。
4Gチップサプライヤーの世界大手3社、米クアルコム、台湾の聯発科技(メディアテック)、中国の展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)のうち、クアルコムは、ハイエンド製品におけるメディアテックの追い上げを阻止するため、急速な値下げ戦略を採用した。さらにメディアテックも、スプレッドトラムの勢力拡大に対抗するためロー〜ミドルエンド製品で値下げを進めており、激しい価格競争が4Gチップの急速な下落につながっている。
台湾のIC設計業者によると、2.5Gチップは登場から価格が50%下落するのに3〜4年、3Gチップも2年以上かかったが、4Gチップはわずか1年しかかからない見通しで、下落スピードの速さがうかがえる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722