ニュース 運輸 作成日:2015年7月27日_記事番号:T00058337
桃園市大園区で22日、台湾初のBOO(建設、運営、所有)方式による物流センター「慶洲大園物流中心」がくわ入れ式を迎えた。同式典に出席した鄭文燦桃園市長は「当市は桃園国際空港を有する他、台北港(新北市八里区)にも近いことから物流産業の中心地となっており、今後も同産業のアップグレードを進め、中国や世界との連携を築きたい」との考えを示した。27日付工商時報が報じた。
今回、慶洲大園物流中心の開発を主導する慶洲公司は9億3,000万台湾元(約36億円)を投じて1万3,000坪の用地に7階建ての物流施設を建設する計画で、台湾最大の電子商取引向け物流センターとする方針だ。
鄭市長は、桃園空港から中国の主要都市、または中堅都市までの所要時間は4時間足らずで、中台間の電子商取引の発展において桃園市の物流業が不可欠な役割を果たすと強調。一方で台湾の物流業者が中国との取り引きのみに頼るのではなく、中国市場進出を希望するその他の国の企業が台湾を通じて商品を同国へ輸出するよう働きかけたいとの考えを示した。
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