ニュース 金融 作成日:2015年7月27日_記事番号:T00058338
中国・福建省泉州市の鄭新聡共産党委員会書記は24日、旺旺中時媒体集団のインタビューに応じ、泉州市と台湾の間で相互に越境人民元建て融資が第3四半期中にも開始できるとの見通しを明らかにした。25日付工商時報が伝えた。
鄭書記は「台湾には人民元建て預金が約6,000億台湾元(約2兆4,000億円)あるとされるが、越境融資政策により、台湾の人民元資金プールの還流を促進できるほか、大陸に進出する台湾企業の資金調達難を解決する上でも役立つ」と述べた。
泉州は中国で3カ所目となる金融改革試験区として中央政府の認可を受けており、今年初めには中国人民銀行(中央銀行)が泉州市での双方向の越境人民元建て融資業務を認めていた。これを受け、今月14日には人民銀福州中心支行が泉州金融改革試験区の越境人民元融資業務を正式に認可した。
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