ニュース 建設 作成日:2015年7月27日_記事番号:T00058344
台北市の高級住宅において指標的地位にある信義計画区の高級マンション「冠徳遠見」で最近、25階の物件が坪単価150万〜155万台湾元(約590万〜610万円)で売却されたことが明らかとなった。同マンションのこれまでの最高坪単価176万8,000元(17階)からは14%下落、今年1月に公表された最新の実売価格1坪166万4,000元(15階)からは10%近い下落となった。税負担の増大を背景に台北市内の高級マンションでは最近、販売価格の下落が進んでおり、台北市の高級住宅市場が急速に冷え込んでいる状況がうかがえる。27日付工商時報が報じた。
台北市の最高級マンションとして知られる「宏盛帝宝」(大安区)はピーク時には坪単価298万2,000元を記録したが、今年3月に売却された14階の物件は1坪250万元だったとされる。
また信義区の「皇翔御琚」も最新の実売価格は1坪242万8,000元(12階)と、最高値時の290万5,000元から約16%下落している。同じく信義区の「信義之星」も昨年9月に14階の物件が坪単価189万9,000元で売却された後、1カ月もたたないうちに13階の物件が179万9,000元に値下がりし、同マンションの取引価格で過去最低を記録した。
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