ニュース 電子 作成日:2015年7月27日_記事番号:T00058350
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は26日、台湾大哥大と結んだ周波数帯域の交換協定について、台湾大哥大が遠伝より引き渡しを受けたC1ブロック(1,800MHz)を利用して既に第4世代移動通信システム(4G)サービスを提供しているにもかかわらず、履行すべきC4ブロック(同)の引き渡しを故意に遅らせていると指摘。このため、C4ブロックの遠伝への引き渡しを終えるまでC1ブロックの使用を禁止を求めて今月初めに台北地方法院に訴え、これが認められたことを明らかにした。遠伝はまた、台湾大哥大から具体的な返答がなかったとして24日、仮差押え担保金10億台湾元(約39億円)を納付し、裁判所に裁定の強制執行を求める手続きを行った。27日付工商時報が報じた。
遠伝と台湾大哥大は2013年に行われた4G免許発給の周波数帯の競争入札で、それぞれ1ブロックずつを落札。しかし双方が獲得したブロックはそれぞれ相手側が第2世代移動通信システム(2G)で使用中のブロックだったため「ねじれ」が生じたことから、昨年交換協定を結んでいた。
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