ニュース 政治 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058360
馬英九総統は27日放送された英BBCのインタビューで、昨年北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、習近平中国国家主席との史上初の中台首脳会談が実現しなかったことについて「非常に惜しかった」と語った。その上で、「両岸(中台)関係は非常に大きく進展したため、双方の指導者が会うのは自然なことだ。現在も依然、可能性を捨てていないが無理に求めはしない」と立場を説明した。28日付聯合報が報じた。
中国の民主化問題については、中国側に対し「両岸人民の心理的距離を近付ける上で、自由、民主、人権、法治が非常に重要だ」と絶えず提起していることを明らかにした。そして、中国がこの問題で「良くなったり悪くなったりする」と指摘し、好転した例として、12年の台湾総統選挙の際、中国人がインターネットを通じて初めて台湾の選挙情勢を把握できたことを挙げた。一方、悪化した例としては、中国当局が最近、人権派弁護士を一斉に拘束したことを挙げた。
人民解放軍が総統府を仮想目標として軍事訓練を行ったことが最近明らかになったことに対しては、「当然不満だ」と述べ、「両岸には依然大きな軍事的脅威が存在し、防衛対策をしっかり行うべきことを再認識させてくれた」と述べた。
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