ニュース その他分野 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058365
国家発展委員会(国発会)が27日発表した6月の景気対策信号総合判断指数は前月比2ポイント下落の16ポイントで、景気信号は再び「青(景気後退)」が灯った。4月に2年8カ月ぶりに「青」に転落し、翌5月には「黃青(後退傾向)」に回復したものの、わずか1カ月で逆戻りした。28日付経済日報が報じた。
国発会は総合判断指数の「青」再転落について、指数を構成する9項目のうち、機械と電気設備の輸入額と、製造業営業気候観測指数がそれぞれ1ポイント下落し、「緑(安定)」から「黄青」に転じたことが主因と説明した。その他の項目は前月から変わらなかったものの、M1B(現金通貨と預金通貨)と株価指数が「緑」だった以外、全て「黄青」か「青」だった。
6月は指数が悪化したものの、国発会は下半期の見通しについて、米国やユーロ圏の景気先行指標が上昇しており回復の兆しが見込める他、マイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」などの発売で電子産業の輸出が伸びると予測した。
一方、先行指数の領先指標総合指数は6月、98.13ポイントで15カ月連続で下落しており、依然景気回復の兆しが見えない状況となっている。
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