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TSMCなどの12インチ新工場、11日に起工


ニュース 電子 作成日:2008年3月3日_記事番号:T00005837

TSMCなどの12インチ新工場、11日に起工

 
 台湾積体電路製造(TSMC)の新竹科学工業園区(竹科)4基目となる12インチウエハー工場、世界先進積体電路(VIS)の初の12インチ工場、力晶半導体(PSC)の4基目と5基目の12インチ工場の、共同インフラ工事の起工式が今月11日に行われる。3日付経済日報が報じた。

 これらの工場は、竹科三路、五路の34ヘクタールの用地に建設される。用地開発計画は約1年遅れていたが、このほど土地の徴収が終了した。

 3社が建設する計4基の12インチ工場は、1基の投資額は1,000億台湾元(約3,350億円)、4基で4,000億元となる。

 TSMCは今年、主に台南科学工業園区(南科)で12インチ工場の生産拡大に取り組み、Fab14は早ければ下半期に生産設備を搬入する。今後、竹科の三路、五路も12インチ生産の重要拠点とする方針だ。

 力晶が建設する「P4」「P5」の12インチ工場2基のうち、P4は来年完工し、月産能力は最大6万枚となる。同工場では、最先端の50ナノメートル製造プロセスを導入する。