ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058374
鉄鋼の市場調査会社、ワールド・スチール・ダイナミクス(WSD)の2014年競争力ランキングで、中国鋼鉄(CSC)は世界19位へと、前年の14位から順位を落とした。28日付工商時報が報じた。
WSDは世界の鉄鋼メーカー大手36社を対象に、▽生産規模▽価格交渉力▽高付加価値製品▽技術革新▽利益力──など23項目を評価した。CSCは、10ポイント満点の6.9ポイントで、前年の6.94ポイントから0.04ポイント下落した。
上位3位は、▽韓国ポスコ、7.91ポイント(前年1位)▽米国ニューコア、7.55ポイント(前年3位)▽新日鉄住金、7.43ポイント(前年7位)──。中国最大手の宝鋼集団(バオスチール)は6.79ポイントで21位(前年11位)だった。
上位3位を含む12社はポイントが上昇しており、証券会社は、CSCは大幅な改善の余地があると指摘した。
専門家は、ポスコの連続首位について、技術者の熟練度、技術革新、戦略提携や合弁などの項目が10ポイント満点で、石炭・鉄鉱石など資源確保、国内市場の飽和などでは劣勢だが、CSCにとって学ぶところがあると指摘した。
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