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音声で用法確認可能、バリアフリー薬袋導入


ニュース 医薬 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058376

音声で用法確認可能、バリアフリー薬袋導入

 目の不自由な人が病院で処方された薬の用法・用量を誤ることを防ぐため、衛生福利部は8月から公立病院21カ所でQRコード付きの「バリアフリー薬袋」の使用を開始する。28日付聯合報が伝えた。


国民党の総統選公認候補に決まった洪秀柱副主席(立法院副院長、左)は27日立法院で、眼鏡をかけて目の見えない人の服薬を体験した(27日=中央社)

 バリアフリー薬袋は、QRコードをスマートフォンで読み取ると、音声で用法・用薬の読み上げを聞けるのが特徴。このほか、視力が弱い人でも字が読めるように、大きな字ではっきりと用法・用量を表示する。

 現在、薬袋に関しては、バリアフリー表示は義務付けられていないが、点字が数年前から採用されている。今後は法律によるバリアフリー表示の義務付けが検討されており、関連法案が立法院の次の会期で成立する見通しだ。