ニュース 電子 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058377
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)の財務長兼広報担当だった張偉明氏(享年50)の死因について、検察と警察は27日、うつ病を患って車内で練炭自殺を図り、一酸化炭素中毒で死亡したと認定した。ASUSは24日、病死と発表していた。28日付中国時報が報じた。
調べによると、7月に50歳になった張氏は23日正午、台北市中山区大直のモーテルに入った。延長した休憩時間を過ぎるので、客室係が午後5時前に連絡しようとしたが連絡がつかず、練炭のにおいがする車内の運転席で心肺停止状態で見つかった。モーテルの浴室からの通路に火鉢を引きずった跡があり、浴室で自殺しようとしたが通気が良く、車内に移動したとみられている。
車内には遺書のようなメモが残され、「自分の問題だ」「妻、息子、娘を愛している。最高の家族だ」などと書かれていた他、「施さん(施崇棠ASUS董事長を指す)と奥様」に育ててもらい、世話を受けたと感謝を伝えていた。
ASUS従業員の間では、仕事も家庭も金銭面でも優秀で、何の問題もない人生の勝ち組だったのにと驚きの声が聞かれた。張氏は社内では明るく振る舞い、誰も異常に気付かなかったようだ。精神科医は、うつ病患者が自殺する確率は一般より4〜10倍高いと注意を呼び掛けた。
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