ニュース 電子 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058378
28日付電子時報によると、ノートパソコンODM(相手先ブランドによる設計・製造)世界3位の緯創資通(ウィストロン)が中国の昆山工場(江蘇省)のノートPC生産ラインを全て重慶および成都工場に移転すると伝えられている。
業界関係者は、ノートPC市場の成長が世界的に鈍化し、かつ生産委託先が2大ODM業者に片寄る中、その他受託メーカーは生産効率を高めるため生産拠点を集中させる傾向にあると指摘。さらに中国における同製品生産の中心地は既に昆山から重慶、成都に取って代わられており、ウィストロンの生産ライン移転は避けられないとの見方を示した。
観測に対しウィストロンは、現時点で昆山工場におけるノートPC生産は停止していないと強調したが、顧客の需要に応じ、最適な生産効率を達成すべく調整を継続するとコメントした。
なお同社のノートPC製品生産比率は重慶工場が60%以上、成都工場が30%以上と両工場が約9割を占めている。
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