液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）は27日、ＡＬＣＤと呼ばれる最先端のディスプレイ技術を採用したテレビ用の65インチ液晶パネルが科技部の中部科学工業園区（中科）優良企業創新商品賞を受賞したと発表した。同社はＡＬＣＤ技術を使った55インチ、85インチのテレビ用液晶パネルも近く発売する。28日付経済日報などが伝えた。
ＡＵＯは、ＡＬＣＤパネルの受賞は、同社の研究開発（Ｒ＆Ｄ）力と技術力が認められた結果だと指摘した（リリースより）
ＡＬＣＤ液晶パネルは、４Ｋ解像度に曲面設計、量子ドット広色域、ハイダイナミックレンジ（ＨＤＲ）のコントラスト技術などを採用し、アクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）パネルに匹敵する画質を実現した。色飽和度はＮＴＳＣ方式の110％を超える。
独自開発した超薄型の直下式バックライトモジュールを採用したことで、パネルモジュールは厚さ15ミリメートルまでスリム化を図った。
