ニュース 電子 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058381
マイクロソフト(MS)は7月29日リリースするOS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」のOEM(相手先ブランドによる生産)ライセンス料について、ノートパソコンに導入する際、DRAM容量に基づいて異なる料金を課すことから、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジは、今年のノートPCに搭載されるDRAMの平均容量を従来予測の4.6ギガバイト(GB)から4.4GBに下方修正した。DRAM業界では最近、契約価格の下落が続いており、ウィンドウズ10のリリースによりさらなる打撃を受けそうだ。28日付工商時報が報じた。
DRAMエクスチェンジによると、ノートPCに現在主流となっている4GBのDRAMを搭載した場合、2GBのDRAMを搭載した場合に比べウィンドウズ10のライセンス料が20米ドル高くなるという。このため、従来より粗利益率の低下に苦しむメーカーは、低価格ノートPCでは2GBのDRAMを選択し、販売業者との協議により、事後的にメモリー容量を増やすという措置で対応する構えを取るもようだ。
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