ニュース 電子 作成日:2015年7月28日_記事番号:T00058383
第3四半期の台湾元相場下落を予測するファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、経済部投資審議委員会(投審会)に対し、20億米ドルの海外送金を申請し、27日に承認された。投審会は同日、国泰人寿保険(キャセイライフ)の2億4,000万米ドル、富邦人寿保険の5億3,000万米ドルの送金も承認しており、7月の承認額は単月の過去最高を更新した。28日付工商時報が報じた。
TSMCは昨年9月にも子会社のTSMCグローバル(英領バージン諸島)へ20億米ドルの送金を行っており、同規模の送金申請は今回で2度目となった。これについて工商時報は、年末に予想される米国の利上げを受けた台湾元・米ドル相場の変動リスクを回避するための措置と指摘している。
TSMCは先ごろの業績説明会で、第3四半期の台湾元・米ドル相場を平均1ドル=31元と、前期の30.84元から下落すると予測していた。なお同相場の27日終値は前営業日比0.03元安の1米ドル=31.56元だった。
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