ニュース 公益 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058391
台北市と新北市の一部の水道料金が来年1月から平均3割引き上げられる見通しだ。毎月の水道使用量が20立方メートル以下の94万1,000世帯(全体の61.89%)は影響を受けないが、観光ホテルや百貨店、病院、プール、電子業の工場など毎月1,001立方メートル以上の大口利用者(約1,800件)は月平均4万3,330台湾元(約17万円)のコスト増となり、月1万4,000立方メートル使用する台北晶華酒店(リージェント台北)の場合、20万元近く負担が増える。29日付中国時報などが報じた。
経済部水利署は28日、台北自来水事業処の水道料金計算式の改定案を承認した。改定後、月間使用量別の1立方メートル当たり料金は▽20立方メートル以下、5元(現在5元)▽21〜60立方メートル、7元(同5.2元)▽61〜200立方メートル、9元(同5.7元)▽201〜1,000立方メートル、14元(同6.5元)▽1,001立方メートル以上、21元(同7.6元)──となる。20立方メートル以下と1,001立方メートル以上の差は4.2倍に広がる。
改定案は8月中旬に台北市の水価評議委員会が審査し、その後台北市議会で承認されれば、来年1月に実施できる。
経済部の楊偉甫次長(右2)は、今後は4年ごとに水道料金の計算式を見直すと表明した(28日=中央社)
台北自来水事業処の水道料金は平均で1立方メートル当たり8.33元と、その他エリア向け台湾自来水の11.51元より安い。経済部水利署は今年5月、台湾全土の水道料金を統一する方針を示していた。
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