ニュース 金融 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058392
中国信託商業銀行(CTBCバンク)の劉奕成副総経理は28日、中台クレジットカード業務の展望に関する座談会に出席し、実物カードによるクレジットカードが10年後には消滅し、クラウド化の方向に向かうとの予測を示した。29日付蘋果日報が伝えた。
劉副総経理は「10年後には(店頭で)支払い時にクレジットカードを使用する必要がなくなる。本人確認ができれば支払いが可能な仕組みが整い、クレジットカード市場は5~10年後に大きな変化に直面する」と指摘した。電子認証化が進み、クレジットカード番号が不要になるためだ。
劉副総経は「クレジットカードでは既に収益が上がらなくなっている。銀行は別の収益源を探るべきだ」と指摘した。
聯合信用卡処理中心(NCCC)の劉灯城董事長も「電子マネーや第三者支払いサービスの発展で実物カードの機能が徐々に他の支払い手段と融合し、実物カードは消滅するかもしれない。これは考慮すべき問題だ」と語った。
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