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スッポンから発がん性物質検出、点水楼の納入業者も


ニュース 農林水産 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058393

スッポンから発がん性物質検出、点水楼の納入業者も

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は28日、このほど肉製品や水産物など95点を対象に実施したサンプル検査の結果、8点が不合格だったことが分かった。不合格8点のうち6点をスッポンが占めた。29日付聯合報が報じた。


不合格のスッポンのうち3点は台南市の養殖場のものだった(28日=中央社)

 今回の検査ではスッポン15点が対象となり、6点から還元型マラカイトグリーン、トリメトプリム、スルファメチアジン、フロルフェニコールなどの殺菌剤、抗生物質が検出された。特に発がんリスクが高いとされる還元型マラカイトグリーンを含むスッポンは、台北市内の有名レストラン「点水楼復興店」を含む外食産業向けに出荷されていた。

 点水楼復興店を経営する南僑集団は、衛生局の検査に応じて、禁止薬品が検出されたと口頭で告げられたことから、5月19日以降、スッポンの販売を中止したと説明した。