ニュース 金融 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058394
金融監督管理委員会(金管会)が28日発表した統計によると、6月末現在の台湾の金融機関による対中リスクエクスポージャーは純資産の0.62倍で、3月末に比べ低下した。29日付経済日報が伝えた。
金融機関全体の金融機関による対中リスクエクスポージャーは6月末現在で1兆7,609億台湾元(約6兆9,000億円)、純資産は2兆8,252億元で、いずれも3月末を上回ったが、純資産の伸びが対中リスクエクスポージャーの伸びを上回ったため、倍数は低下した。
一方、中華開発金融控股(開発金控)傘下の凱基商業銀行(旧万泰商業銀行)の対中リスクエクスポージャーが1.10倍となり、法定上限(1倍)を超えていることが分かった。
金管会銀行局の邱淑貞副局長は「凱基銀が中華開発工業銀行(開発工銀)の業務を合併したことが主因ではないか」と指摘した。
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