ニュース 金融 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058395
金融持ち株会社の中華開発金融控股(開発金)は28日、傘下の証券会社、凱基証券(KGIセキュリティーズ)が香港、シンガポール、タイの海外子会社を単一の持ち株会社の下に再編し、香港での株式上場を計画していることを明らかにした。実現すれば、台湾の金融機関による初の海外上場例となる。29日付経済日報が報じた。
凱基証券は近年、積極的に海外事業を開拓しており、海外事業による利益は今年第1四半期の段階で全体の34.4%を占める。
凱基証券は英領ケイマン諸島に持ち株会社「凱基香港」を設立した上で、香港、シンガポール、タイの海外子会社を集約する構えとされる。ただ、金融監督管理委員会(金管会)の同意が必要となるため、現時点で上場スケジュールは固まっていないようだ。
開発金の広報担当者は「再編で香港、シンガポール、タイの間でさらに業務協力を緊密化させたい。凱基香港は香港と東南アジア市場を主力とする地域型証券会社としての特色を売りにしていく」と述べた。
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