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作成日：2008年3月3日_記事番号：T00005840
奇美電と緯創、ベトナムに共同進出か
パネル大手の奇美電子（ＣＭＯ）が、ノートブック型パソコン受託生産大手の緯創資通（ウィストロン）と共にベトナムに進出し、土地開発会社を設立するという観測が伝えられている。３日付経済日報が報じた。
奇美電の許春華副総経理によると、緯創との提携は計画段階だが、実現すれば初の他メーカーと共同でのベトナム投資となる。土地開発会社の設立は６月が予定されている。
両社での工場設立の予定はないため、ノートブック型パソコン受託生産２位の仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の要望に応じて、奇美電がベトナムに設置する液晶パネル後工程モジュール（ＬＣＭ）組立工場の計画には影響しない。同工場は再来年に量産開始の予定で、奇美電の戦略提携パートナーで、モニターＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）で世界最大手の冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）も共に進出することを予定している。
