ニュース 電子 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058406
29日付電子時報によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)、および米クアルコムが第3四半期に入り、江蘇長電科技や南通富士通微電子といった中国のパッケージング・テスティング(封止・検査)業者への発注を増やしているようだ。
台湾のIC設計業界関係者によると、ファウンドリーやIC設計に比べ、技術的要求が比較的低い封止・検査分野では既に中国メーカーへの発注先切り替えが進んでいるという。
メディアテックは昨年末、長電科技と将来的に技術協力を進めると共同発表した他、クアルコムも最近、長電科技の工場視察を行っており、8月にも検査に関する研究開発(R&D)センターの共同設置など提携を発表するとみられている。
なお長電科技はシンガポールの封止・検査大手、スタッツチップパックを買収するとの観測が出ており、これが実現すれば長電科技は次世代のシステム・イン・パッケージ(SiP)技術およびアップルからの受注を獲得することになり、業界での地位を一気に高めると予想される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722