ニュース 電子 作成日:2015年7月29日_記事番号:T00058407
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は28日、第2四半期純利益が前期比20.1%増、前年同期比3.1%増の9億2,700万台湾元(約36億円)だったと発表した。過去11四半期で最高だ。連結売上高は前期比8.6%増、前年同期比3.18%減の102億4,400万元だった。29日付蘋果日報などが報じた。
洪嘉ユ総経理(ユはかねへんに輸のつくり)は、市場の需要が鈍化しているが、第3四半期もやや楽観していると語った。
洪総経理は、モバイルDRAMとグラフィックDRAM出荷量は引き続き増加し、ハイエンドのサーバー用DRAMも安定成長が続くが、汎用DRAMは需要が弱まると予想した。DRAMの下半期売上高構成比は40%以上が目標だ。第2四半期は36%だった。一方、NAND型フラッシュメモリーは、ハイエンドのスマートフォンとSSD(ソリッドステートドライブ)向け需要の増加が続くと予想した。ロジックICは、第2四半期が2桁増収で、第3四半期は落ち着き、第4四半期に急成長すると予測した。ウエハーバンピングやフリップチップ実装は高い稼働率を維持し、第4四半期にさらに成長すると予想した。
同社とマイクロン・テクノロジーによる中国・西安工場建設計画について洪総経理は、今年末に完成予定で、生産能力は台湾の数倍となり、汎用メモリーの一部生産能力を移転すると語った。一部生産能力は蘇州工場にも移転する。
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