ニュース 社会 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058413
野球の世界王者を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の次回大会が2017年に開催される見通しとなる中、大会第1ラウンドの台湾招致説が浮上している。ただ、招致の成否は台北文化体育園区(通称・台北ドーム)が予定通り完成するか否かにかかってくる見通しだ。30日付聯合報が伝えた。
中華民国棒球協会(CTBA)の林宗成秘書長は「招致を進めるかどうかは、メジャーリーグ側が権利金や各種条件を明らかにするのを待って詳細な検討を行うことになる」と述べた。
林秘書長はまた、「台北ドームは4万人収容可能で、最大の収入源になるため、第1ラウンド招致にも有利に働く」と指摘した。
肝心の台北ドームの建設工事は遅れている。今年5月に避難経路不備などを理由に台北市政府から工事中断を命じられて以降、地下を通るMRT板南線への構造リスクが指摘されたため、地下基礎工事のみ再開された。市は29日、事業者の遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)が7月末の期限前に基礎工事を完成させたと発表した。
ただ、市は建設中のドームに建設図面と異なる個所が79カ所あるとしており、本格的な工事再開にはなおも時間を要する見通しだ。
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