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TWiファーマ、エイズ関連薬の特許訴訟で勝訴


ニュース 医薬 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058419

TWiファーマ、エイズ関連薬の特許訴訟で勝訴

 エイズ患者の食欲不振などの治療に用いられるジェネリック医薬品Megace ES(酢酸メゲストロール)をめぐり、安成国際薬業(TWiファーマシューティカル)が特許を侵害したとして、米パー・ファーマシューティカルから提訴された裁判で、米裁判所はこのほど、原告敗訴の判決を言い渡した。TWiは判決を受け、直ちにMegace ESを正式に発売する。30日付経済日報が報じた。

 TWiは後発薬が新薬の特許を侵害しないとする「パラグラフ4証明」を米食品医薬品局(FDA)に申請しており、認められれば米国市場で180日間の独占的販売権を得る。

 Megace ESはエイズ患者の食欲不振、悪液質(栄養失調による体調不良)、体重減少などに効果がある。業界はTWiが先発メーカーと年間4,400万米ドルの市場を分け合うことになると予想した。